【れいわ新撰組の公約】山本太郎が掲げる消費税廃止・月20万円支給は実現できるのか?

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もういくつ寝ると選挙ですが、各党の公約が続々と発表されるようになりました。そのなかでもとくに目を引くのは、れいわ新撰組の「消費税廃止・月20万円(最大3ヶ月)の支給・社会保険料等々をゼロにする」という公約ですね。

何をもって常識とするかは置いといて、世間の常識からするとこんな公約を掲げたところで「財源どないすんねん」とか「最初からできもしない公約を発表するな」と切り捨てられるのがオチ。当然ながら、ヤホーのコメント欄では山本太郎に対して辛辣な意見が続出しております。

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れいわ新撰組の公約は実現可能か?

んなもんやってみなけりゃわかりません。が、ハナから山本太郎に対して否定的な意見をしている人には、本人の言い分をしっかりと聞いて(調べて)からにしてもらいたいところです。

多くの人が「財源どないすんねん!」と批判していますが、太郎は一貫して「国債発行」で賄うと発言しています。しかも、何年も前から。

ただ、そうすると「そんな国債バンバン発行したらインフレになって円の価値が下がって破綻するやろ!」と批判する人が必ず出てきます。しかし、これについても太郎は以前からしっかりとデータを用いて説明していますね。

詳細を書くと長~くなりそうなので、財政破綻論者にひとつだけ聞いておきましょう。

日本では、数十年前から「借金が多くこのままでは日本は破綻する」と言われていましたが、それから数十年が経って年々国債の残高が増える一方の日本は、果たして破綻したでしょうか?円の価値が暴落してハイパーインフレでも起こったでしょうか?(ふたつ聞いちゃった)

現実は、国債の残高が膨れ上がってもまったく破綻する気配はないし、ハイパーインフレどころかまともなインフレにすらなっていない。僕は経済オンチなので詳細はよくわかりませんが、この現象について納得できる説明を破綻論者にしていただきたいです。

かと言って国債をいくらでも発行すれば(お金をいくらでも刷れば)いいというわけでもありませんし、太郎も国債発行についての制約は説明し続けております。具体的には、インフレ率(約)2%を目途に、それまでは国債を発行しても問題ないという話です。

そのインフレ率をどうやって見極めるの?とか、調整できずにインフレが進行し過ぎたらどうすんの?という反論もあるようですが、それを見極めるのが政治家(財務省?)の仕事なんちゃうの?

仮に予想を超えたインフレが起こっても、そのときは増税なりで世に出回るお金を回収して調整すればいいんじゃないでしょうか。少なくとも、平時にいきなりハイパーインフレになるようなことは有り得ないでしょう。

すぐに極端な例を出してハイパーインフレになるー!と揚げ足取りをする某ちゃんねる創始者がいましたけどね。話を聞いてるとこの人こんなバカだったのか…と思わずにはいられなかった。

そうそう。いくらでもお金をばら撒けるなら「税金なんて全部なくしてしまえばいい」と批判する人もいますが、税金はインフレ率を調整したりする役割も担うので、そんな単純な話じゃないってことは知っておきたいですね。

現状の日本で行われている消費増税やPB(プライマリーバランス)黒字化などの、いわゆる「緊縮財政」ですが、これがまさにインフレ率を抑制するための手段ということです。消費税上がったら消費意欲が削がれますよね?

消費意欲が削がれたら企業の利益は減るし、企業の利益が減ると従業員の給料も上がらないし、給料が上がらないと物を買うことを控えます。ほら、圧倒的なデフレスパイラルの完成ですよ。んで、問題はこれをまったくインフレになっていない日本でやっていること。

失われた○十年と言われる不景気を打破しないといけないのに、不景気になるような政策が緊縮財政ってことは馬鹿でもわかる話じゃないでしょうか。

景気が良くなるようにインフレを目指す、そのために必要なのが「反緊縮財政」の考え方で、まさに太郎はそれをやりましょうと訴えているんですよね。太郎は太郎でも麻生とか河野とかの太郎はダメ。新しい財務大臣も麻生の太郎の息がかかった人物らしいので、正直かなり危険な香りがします。

わずかな希望としては、総裁選でも話題になった高市早苗さん。彼女の考え方も「反緊縮」なので、ぶっちゃけ高市さんが総理になれば日本は持ち直せるかも…とちょっと思っていました。

太郎や高市さんの他にも、同様の考え方の人はいます。極論を言えば、別に太郎が当選しなくても「反緊縮」の考えを持つ人が権力を持てばいい。反緊縮の考え方が100%正しいとは言い切れませんが、かれこれ30年ほどろくな成長ができず世界から取り残されていった現状の政策より、よっぽど可能性はあるんじゃないかと思うんですよね。

まとめ

れいわ新撰組の掲げる公約が実現できるかどうかはわかりませんが、様々なデータからシミュレーションして出てきた内容のはずなので、理論的には実現可能であると思われます。はっきり言って、候補者の発言をまともに調べもせずに批判する人より、太郎はよっぽど勉強してるし国のことを考えていると思う。

言っておきますが、僕は別に太郎信者ではないですよ。好きでもないし嫌いでもない。でも考え方としては賛同できるし、頑張ってほしいとは思っています。まぁ世間的な評判はイマイチなので当選するのは難しいんでしょうけど、さっきも言ったように太郎じゃなくても反緊縮派が増えることが大事かな。

反緊縮派は基本的に「MMT(現代貨幣理論)」という考え方を軸にしています。これについて「その通りだ」と考える人もいれば、「そんなわけない」と否定的な人もいるでしょう。個人的には内容に目を通せば納得せざるを得ない気がしますけどね。

納得するもしないも、とりあえず一度は目を通してもらいたいし、知っておいて損はない内容だと思います。僕のブログでは大した数の人の目には触れられませんが、小さなことからコツコツと…やで。

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